
光を浴びて RX!
🎵仮面ライダー!
黒いボディ!
仮面ライダー!
真っ赤な目!
仮面ライダー
BLACK
RX!!!!
って事で、デアゴスティーニの「仮面ライダーDVDコレクション」もいよいよ大詰め。
昭和のテレビシリーズ最後の作品、「仮面ライダーBLACK RX」が始まりました🎵(о´∀`о)
リアルタイム世代からすると、やはり「BLACK」~「RX」と言うと思い出すのは昭和天皇の崩御による「昭和」の終わり、そして「平成」と言う時代の幕開けを避けては通れません。
まさか自分が生きてるうちに新しい元号を迎えるとは思いもせず(更に令和を迎えるなんて予想だにしませんでしたわ)そう言う意味でも非常に記憶に残る作品であります。
さてさて、ある意味「原典回帰」を見事に成功させつつ、新時代の仮面ライダーを描ききった「仮面ライダーBLACK」。
その人気から、当然のように新シリーズの製作が決定したわけですが……多分、みんな驚いたと思うんですよ。
まさかの倉田てつをの続投に(笑)
しかも、前作のヒーローをパワーアップと言う名目の上で世間から抹消し、新しいヒーローを誕生させてしまったのだから、製作陣も思いきったことをしてくれたもんです(笑)
当時の予告では、詳細が明かされぬまま(主人公が光太郎かどうかも定かではない)新番組スポットが流されてて、期待よりも不安の方が大きかったのを覚えています。
そして、その予感は的中し、1年間慣れ親しんできた「BLACK」は新番組開始と同時に存在しないものとなってしまったのです(´д`|||)
ただね。
開始当初はそこまで悲観的でも無かったんですよ。
結局は「面白い作品」を作ってくれたらそれで良い訳なんだから。
その第1話に先駆けて放送されたのが、歴代ライダーの活躍を振り返る「仮面ライダー1号~RX大集合」なる特番。
実はリアルタイムで視聴する初めての総集編。
と、言いつつこの日は町内の廃品回収か何かに駆り出されててリアタイで見られず。
予約しておいたにも関わらず今回もなぜか途中からの録画になってて(ホント、我が家族は何故に予約してるデッキをいじるのか?)アマゾンの途中からしか録画出来てなかった(TДT)
幸い、親戚が録画してたので借りてダビングしたんですが、その家はVHSは3倍で録画するのがデフォだったため、微妙な画質でしか残せずガッカリ。
だからこそ、実は今回の「DVDコレクション」で一番欲しかったのがこの作品だったりします(笑)
デジタルな現在ならもっと上手く編集出来るのでしょうが、それもまた味ってことで🎵
特に、タックルの死からデルザーとの最終決戦への流れで、スカイのED「遥かなる愛にかけて」がバックに流れるのはネ申編集ですよ!(≧∇≦)
前回も書いたかもですが、「RX」って世代のファンからの人気は結構高いんですよね。
古参ファンからすれば、レーザーブレードとか車に乗るとかあまつさえ元デザインを無視したタイプチェンジとか(笑)とにかく批判的な意見が多かった印象なのです。
そりゃそうです。
「仮面ライダー」である事のアイデンティティーを全て取っ払ったんだから(笑)
つまり、「仮面ライダー」でなくても成立する作品になってしまった訳です。
ここ最近の平成~令和のライダーも「仮面ライダー」である必要性を疑問視する声も多く、それでもシリーズとして続けているのはそのネームバリューに(製作陣やバ○ダイが)依存してるに他ならない訳でしょ?
しかも、あの時代はまだ「仮面ライダーとはかくあるべき!」と言うファンのこだわりが強かった訳で、反発が起きるのも致し方ない事だったと思います。
ただ……そんなこだわりなんか知ったこっちゃねーよ!
って言う若い世代。つまりは本当の意味でのリアルタイム世代からすれば、次から次へと新しい展開が巻き起こる本作は、さながらヒーロー番組のオモチャ箱的な存在だったのかもしれません。(最後にドデカイ花火が待ってますしw)
とは言え、こちらは特撮オタを拗らせた中学生。
「BLACK」を越える(まではいかなくとも)クオリティの作品を期待してしまうのも無理はありません。
そして始まった本編。
前作とはうって変わってアットホームな雰囲気の佐原一家。
妙に明るい光太郎。
違和感がありつつも、きちんと光太郎が佐原家に身を寄せるに至った経緯を説明したり、「BLACK」の設定を引き継いでいたり、当初はきちんと「続編」としての体裁は保とうとしていたみたいです。
改めて見直したら、光太郎はBLACKへの変身機能を破壊されてしまったんですね。
でも、キングストーンの力で太陽のエネルギーを浴びて「RX」へと転生を果たすわけですが……思えば、この時すでに「不思議なことが起こった!」の布石は出来上がってたんだなぁ(笑)
ちなみに、第1話のシナリオタイトル(仮題)は「君よ 光を浴びて変身せよ!」だったみたいなんですが(コロコロに載ってた)、予告で「光を浴びてRX!」って言われたとき唖然としました(笑)
この頃から、新聞のラテ欄の文字数に制限が設けられるようになったみたいで、戦隊シリーズとかもそのせいでかなり短めな(逆にインパクトは大きいけど)サブタイトルが多くなるんですよねぇ。
でも、1話のタイトルは変えないで欲しかったかなぁ(^o^;)
実際、初期の「RX」は結構面白いんですよ。
クライシス内の幹部のやり取りも含めて、決して駄作では無かった筈なんです。
個人的に、言いたいことは山ほどあるけど、決して嫌いな作品ではないんですよ(いや、マジで)
だって、主題歌は歴代で一番好きだもん♥️
原典回帰を求めるあまり、横道にそれる余裕が無かった前作。
そのリベンジなのか、特にヒーロー性に重きを置いて作られているように思えます。
リボルケインで敵を倒した後のRX、カッコいいわ!(笑)
スタッフでは、雨宮慶太が参加してて、今までとは違う独自のキャラクターを多数産み出してますね。
メインライターはスーパー1でお馴染みの江連卓。
だから設定が細かいんだなぁ(笑)
その江連さんをもってしても、1年の放送でこの作品をきちんと着地させる事が出来なかったのは、ヒーロー作品を取り巻く環境が激しく変わりつつあった事も少なからず影響していたのかもしれません。
今回、改めて視聴する事によって、今一度「RX」と言う作品を見極めたいと思います。
そして、佐原家の長女ひとみちゃんが、数年後に金八先生(パート4)の生徒役で出てたことを知ってメッチャ驚きましたよ~(^o^;)
茂くんは元気かなぁ?
ってことで次回、
「ひとみちゃん誘拐!」
ぶっちぎるぜ!