さらば筑波洋!8人の戦士よ永遠に…

 

おいおい!

ボーッとしてたら今年が終わっちまうぢゃねーか❗

デアゴのスカイ記事、全然書いてないよ!()

 

 

さぁ、いよいよ(本当に)クライマックスだ!


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でも、その前に~、

「8人ライダー対銀河王」

を忘れちゃいけない🎵



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ごんちゃっくさんに言われて公開時期を調べたら80年の3月でした。

で、それきっかけで思い出したのが、「ドラえもん」とどっちを見るかで迷った記憶()

元々はドラちゃんを見るためにわざわざ電車に乗って映画館まで行ったんですが、その途中で「東映まんがまつり」の劇場を発見。

まぁ、さすがに両方って訳にもいかないので(親が苦行w)、うしろ髪ひかれ隊な感じでドラちゃんを選びました。

で、当時は大きな町では全国スケジュールで公開されてたんですが、少し離れた田舎町だとタイミングをずらして公開されることが主流でした。まぁ、フィルムの使い回しなのか予算的な理由なのか?

何はともあれ、近所の映画館では夏休みに公開されたので、それを見に行ったっぽいですねぇ。

幼稚園の休み明け、夏休みの思い出を絵に描けと言う、出不精な両親を持った子供からすれば地獄のようなお題が出たことがありまして~、みんなは海やらプールやら行った絵を描いてるのに自分はどこにも行ってない。


いや、待て!

そうだ、「まんがまつり」を見に行ったじゃないか!(徒歩圏内だけど)

でもね~、繊細な子供心としては、やっぱり格差を感じちゃう訳ですよ。

だから、どうしても「仮面ライダー」を描くことが出来ず、先生からは何でいつまでも描かないのか?と問い詰められるし……でも、描けないのよ。

と、そんなトラウマがあって、この映画を、ずっと夏映画だとばかり思ってました(^o^;)

 

でも、まぁその代わりテレビでのパワーアップ後に映画を見れたと言う意味では逆に良いタイミングだったかもですね?

 


劇場版のライダーは、割りと早めにビデオ化されてたので、中学ぐらいの時にレンタルで見直したと思います。

あれ、こんなんだっけ?

ってのがその時の感想()

色んな意味でテレビ版とは雰囲気が違うのを、今回改めて見直して感じた次第。

筑波洋と魔神提督しかレギュラーは出てないんですね。

しかも監督が石森先生。

そりゃ雰囲気も違うわなぁ。


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ゲストで出てる中村ブンは、この数年後に欽ちゃんの番組にレギュラーで出てたので、そのイメージが強い(それしかない)んですが、頼りないけど男らしい、あの時代の若者を独特のキャラ感で演じてて、テレビでサブレギュラーになってたら面白かったのになぁ。

ヒロインの舟倉たまきは説明不要のデンジ姫!

デンジ姫って、よくよく聞くとすごい名前()

やっぱりキレイだなぁ、この人

ライダー映画としては長尺で、製作陣の気合いの入り方が違いますが……とは言え所詮は()仮面ライダー映画って演出も少なくはなく~(^o^;)

でも、いつもより気合いの入った特撮と8人ライダー勢揃いを大画面で見られたのは良い経験でしたよ🎵

ただ、オープニングの各ライダーの活躍シーンが、変なところでストップがかかるのが何とも歯がゆい()

そこじゃないだろ!って所で止まるんですよねぇ(^o^;)

編集でもう少し巧く出来なかったものか……(まさか狙って??)

 

 



 

ってことで、さぁ!

いよいよ最終章いっちゃうよ!

ここから怒濤のクライマックス!

 


52「洋の父が生きていた!改造人間FX777とは?」


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冒頭からストロンガー城茂が登場。

救出した長沼博士の証言から、死んだと思われていた筑波洋の両親が生きているらしいと言う可能性が判明。

この辺りの設定の矛盾点が良く指摘されるんですよねぇ。

まぁ、良くて再放送一回ぐらいの感覚で製作されてたテレビシリーズでは、そこまでガチガチの整合性は求められていなかったことも事実。

とは言え、洋は第1話で志度博士に「家族はいない」と語っていました。

で、その後の谷さんとかの出会いを介してネオショッカーに両親が殺されたらしいと言う真実にたどり着いたと考えても不思議はないような気もするんですよね。

しかも、ブブンガーとの戦いの際、パワーアップ後から一年以上の時間が経過していることから、その間に我々の知り得ない、色んな情報の錯綜があったとしても不思議じゃありませんよね🎵

 

とにもかくにも、アリコマンドドックのドクターX(失敗しない人じゃない)から、父の行方を聞いた洋はもう止まらない!

何カ月ぶりかのライダーブレイクでアリコマンド養成所に突入!

父だと思われる蛇塚隊長と交戦。

しかし、彼は父ではなかった……

 

いや、逆に良かったよね()

隊長と言いながらもかなり雑魚中の雑魚キャラだし()

 

このエピで、ネオショッカーの改造人間は各々がNo.の刻まれたタグを持っていることが判明。

それが、筑波洋を精神的に追い詰める魔神提督の最期の作戦に繋がってるとは……

 




53「魔神提督の最期!そして大首領の正体は?」


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大首領から最後通告を受けた魔神提督は自らスカイライダーに決戦を挑む!

さすがの大幹部、戦いは優勢かと思われつつも、謎の毒入れ歯なる攻撃で不覚にもその毒を自身が受ける結果となり退散(それはどーなんだ?)

それを追った筑波洋が見たものは、「改造人間X777」のタグを着けて眠る魔神提督の姿。

まさか、今まで戦ってきた倒すべき悪が自分の父親?

苦悩する洋。

こんなの、過去のライダーになかったでしょ?

従来であれば、敵のボスを倒して終わりだったけど、ここはそれ、四年ぶりに甦った仮面ライダー。

一筋縄ではいきません。

いや、いかせられません!

そんな主人公を前に、なすすべもない2号ライダー。

そりゃそうだ。

自分が同じ立場なら「マジ勘弁」な事案ですわ。


結局、功を焦った魔神提督のほぼ自滅な行為で洋の父ではないことが判明。

スカイライダーによって倒され、残った脳も怒りの大首領によって粉砕される、

この当時は気にしなかったけど、実は魔神提督は怪人に変身しなかった唯一の昭和幹部なんですよねぇ。

まぁ、このクライマックスで変な怪人になられても話の腰を折られそうなんで、コレは見事な英断だったような気がします🎵

 

 



54「さらば筑波洋!8人の戦士よ永遠に…」


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まだ、旧作のリメイクと言う概念が一般的ではなかったこの時代。

奇しくも、ウルトラマンや009、ルパン三世等のビッグネームも同じ様に復活を遂げていた時代。

その中で、一際迷走を続けつつも1年を完走したのが「仮面ライダー()」だったのではないでしょうか?


4年ぶりに復活したテレビシリーズ。

それは、過去のファンの期待、そして新しいファン獲得と言う、ある意味両極端な評価を一身に背負わされ、どちらに転んでも決して正解ではない、しかしこの復活がなければ後のシリーズの継続も無かったであろう、言うなればシリーズの人身御供的な立ち位置に存在してるのが本作なのではないかと自分は思うのです。


その証拠に、続く「スーパー1」は仮面ライダーの概念を取っ払い、自由な発想で独自の世界観を描ききり、放送時間移動などありながらもゲストライダー無しで1年を乗りきると言う、ある意味リメイク作品としてのお手本のような傑作になるわけで、それを産み出すためには「仮面ライダー()」の原典+新機軸と言うある種のスタンダードなリメイク作品の存在は必要不可欠であったと感じずにいられません。


最終回のタイトルにもある通り、これは仮面ライダーと言う作品の「8人ライダー」への決別でもあるのです。

過去ではなく、未来へ進む。

そのためには、歴史のリセットが必要なのだと。


信念を貫き、ネオショッカーに氷漬けにされ殺された父、せめて安息の地を与えたいと切に願った母の死。

かつて、これほどまでに精神的に追い込まれたライダーがいたでしょうか?

全てを失い、だからこそ別の守るべきモノのために奮起し、先輩達の元へと向かう筑波洋!

巨大な大首領に苦戦する7人ライダーに合流するスカイライダー。

死の間際の母から教えられた大首領の弱点をつき、仲間と共に最後のセーリングジャンプ!

一切の迷いもなく、ただこの地球の平和を守りたい。

その一心で彼らは大首領を道連れに宇宙の彼方へと消えていきました。


「死んだら番組終わっちゃうじゃん」

良く、親に聞かされた大人ゆえの冷めた現実的な言葉です。

でも、この時ばかりはナチュラルにその言葉が頭に浮かびました。

「仮面ライダーが死ぬわけがない」

数ヵ月後、彼らは自分の前に帰ってきました。

ほらね

 

この最終3部作、高校のときにレンタルで見直したときに非常に感動しました。

何となく駄作なレッテルを貼られていた「仮面ライダー()」が、実はこんなにもドラマチックな終盤を迎えていたなんて……。

もちろん、リアルタイムで見てたはずですが、やはり人間ドラマの詳細までは記憶がなかったので鳥肌もんで感動しましたよ🎵

 

ゲストライダーも、ストロンガーと2号と言うのがまたナイスなセレクトですよね(о´∀`о)

スケジュール的な問題かもですが、悩む後輩に寄り添う兄貴分的な存在としては、やはりこの2人が適任だったように思えます(*^^*)

てか、ストロンガーが3週ぶち抜き出演てスゴいな()

製作話数が延びたから、村上さんのスケジュールが厳しくなったからかな?




そして、ネオショッカーの大首領。


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かつてないほどの巨大な翼竜の姿をしたインパクトのある存在……ではあるんですが、相変わらず巨大感の無い東映特撮()、そして、中途半端なビデオ合成のせいで今一つ効果が伝わってこない(´д`|||)

まぁ、当時はそのインパクトで「デカイ首領」ってイメージを植え付けられてましたが、改めて見ると~、重厚なドラマ部分との解離はちょっと残念ですね。

 

何だかんだと言われても、1年以上の放送期間を全うした「仮面ライダー()」。

実は初代に次いで2位の放送回数だったりします。

しかも、ゲストライダーの出演はあっても、2号的な新ライダーは

登場してないのに1年続いてる訳ですよ。

結局、それなりに人気はあったって事でしょ?

だって、ボクは大好きだったもん(о´∀`о)

 

現在でも、村上さんの仮面ライダーへのゲスト出演は果たされていませんが、(50周年の今年とか狙い目だったのにね!)いつの日か必ず、筑波洋が帰ってきてくれることを信じています!

東映さん、そろそろ本気を見せてくれ!!

 

 

そして、次回からは「仮面ライダースーパー1」!

演者さん的には色々ありますが……それはそれ。作品としての魅力を語りたいと思っております!

 

 

 

 

てな事で、ギリギリですが何とか「仮面ライダー()」完走!

 

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それでわ皆様、良いお年を‼️(σ≧▽≦)σ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヤフブロから引っ越してまいりました♪ウルトラマンとアイドルをこよなく愛するブログです。たまにワンフェスとか出たり出なかったり~(笑)

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