

8人ライダー 友情の大特訓
🎵き~こえな~いか
君!
き~こえるだろう
君!
ほら!
あのマシンのば~く~おん~!!!
はいっ!
デアゴでリリース中の「仮面ライダーDVDコレクション」、今回は「仮面ライダー(新)」の魔神提督編ですよ~(≧▽≦)
ゼネラルモンスターから幹部の座を奪った魔神提督!
原典回帰を目指してた初期からは想像もつかないほどド派手でぶっ飛んだデザインですが(笑)、正直子供心にはそれほど違和感もなく、割とすんなり受け入れてたような気がします(*^^*)
基本は冷酷な幹部なんですが、時たま別の国から来日した怪人の喧嘩の仲裁に苦慮したりと、普段とのギャップがあるのも面白いんですよね(笑)
放送も1クールを越え、番組としても何らかの路線変更が必要と判断したのでしょう。
初代を意識した様な怪奇色は控え目になり、どちらかと言うと一文字ライダーの頃のような明るい雰囲気を経て、やがて未だかつてないカオスな世界観に突入していきます。
谷さんを中心に、沼さんやライダーガールズの暴走も顕著になり、スタッフの遊び心が徐々に炸裂していくのが「スカイ」後半の魅力(?)なんですよ(///ω///)♪
そして、「スカイライダー」を語る上で欠かせないのが、やはり歴代ライダーのゲスト出演♥️
およそ4年ぶりに復活した「仮面ライダー」ですが、ごんちゃっくさんも仰ってた通り、期待が大きかった割には、大人向けにも子供向けにも転べない本作に旧来のファンがモヤモヤしてたのは仕方ないところ。(後年のBLACKで自分も同様の感想を抱くのでw)
ただ、ここで忘れてはいけないのは、「仮面ライダー」は誰のためのヒーローなのか?
と言う点なんですよね。
初代ライダーがあそこまで爆発的人気を誇った理由は、勿論色々な要素があるんだけど、その中の一つは(2号編以降の)間違いなく当時の子供に寄り添った作品作りだったからだと思うのです。
その結果、「スカイ」のいまいちパッとしない微妙な反応にスタッフが下した決断が「歴代ライダー」を登場させるだったわけです。
そりゃ、子供は喜びますよ🎵
ボクも喜んだもん!(≧▽≦)
まぁ、スカイに限らず雑誌の特写などで色んなヒーローの共演とか我々世代はたびたび目にしてきたわけで、個人的にはテレマガ(?)のスカイとV3の特訓記事を読んでたこともあって、ナチュラルに7人ライダーの登場は満を持してと言う感じだったのです。
ただ、当然ストロンガー末期に生まれた自分としては、過去作の記憶なんかあるわけもなく、所謂「ガワ」だけのゲスト出演でも十分なイベントだったんですよ🎵
で、改めて見直してみると……
最初のゲストであるストロンガー編。
声が池水さんだから、あのストロンガーは偽物じゃないのか?とかネタにされたりしてますが(笑)、ちゃんと登場の名乗りを再現してて意外とこだわってたんだなぁと感心してしまいました。
何より、販促的な意味合いもあったんでしょうが、各ライダーのマシンが新規に製作されていたのも大きいと思います。
やはりライダーはバイクに乗ってこそライダーなのですから!
だから「RX」の時のゲストライダーにいまいち燃えなかったのはその辺りが原因なのかもなぁ?
唯一、V3だけはご本人の声ですが、これは当時、Gメンに出てた宮内さんが良く撮影所に来てたから実現したとか言う話を読んだ記憶があります。
勿論、事前にオファーはしてると思いますが(笑)、宮内さんが東映の役者として活動していたからこそ、融通が利いたのかもしれませんね。
そして、怪人2世部隊を迎え撃つべく日本に集結する7人ライダー!
スーツもバイクも、スチールで見るといやはや残念な造形なんですが、映像で見るとそこまでヒドく無いと言うか……むしろカッコいい!
で、ここでもスタッフのこだわりは満載で、ダブルライダーが戦うシーンには「ライダーアクション」が流れたり、元の作品を大事にしてくれてて嬉しくなります。
ライダーマンの、カセットアーム言い間違い問題や、チャージアップしてないストロンガーが超電子ドリルキックを使ったりとか細かい突っ込みどころはありますが、それ以上に作り手の作品に対する愛情が伝わってきましたよ🎵
むしろ、ウルトラよりも先輩の描き方がちゃんとしてる(笑)
そして、伝説の「先輩からのフルボッコ」でスカイライダーもパワーアップ!
これ、映画の「銀河王」とのタイミングを合わせてて、テンション上がったのを覚えてますヽ(*´▽)ノ♪
で、その直後から怒濤の先輩ラッシュ!
神敬介を皮切りに、続々と素顔の先輩ライダーが来日します。
しかも、ちゃんと洋とは顔馴染みな設定が生かされてるんですよね。
あの時フルボッコにしたのは、神さんであり風見さんであり、って事ですよ(笑)
昭和ライダーって、基本大雑把なくせして、変なところで無駄にこだわって整合性を保とうとするんだよなぁ(笑)
ちゃんとXは大変身だし、城茂は革手袋してるし、可能な限り設定は守ろうとしてるんですよね。
じゃ、何で城茂がカブトローに乗ってないの?とかめんどくさい大人は思ったりするんですが(笑)、やはりご本人が登場するだけで全然違いますよね🎵
アマゾンの岡崎さんもオファーはあったみたいですが断ったそうで……まぁ、気持ち的に色々整理がついてない時期だったのかもしれませんしね。
藤岡さんも、丁度ライダーから距離を置いていた頃じゃないかな?
2号編のどちらかが1号編として準備されてたらしいって聞いたことありますが……あれ、どちらも一文字さんで正解なシナリオだよなぁ。
食い逃げする本郷猛とか、かっぱ巻きにされる1号ライダーとか想像出来んもん(笑)
で、ここまで素顔ライダーのゲストだけで10話。
ガワだけゲストを入れても16話?
1クール以上、先輩ライダーが登場してたんか……そりゃ、そー言うイメージもつくわな(笑)
ちなみに、風見さん登場の34、35話でお馴染み「がんがんじい」が登場。
当初は「賑やかし」的な存在でしたが、飛田今太と違ってある程度ドラマに絡んでたから、我々の記憶にもちゃんと残ってるんですよね。
こー言うの大事。
洋の変身ポーズも若干変わって「スカイ!」の声が加わります。
つまり、ある種のターニングポイント的なエピソードなんですよね。
それがまた「V3編」と言うのも何ともはや(笑)
本作の一大イベントである歴代ライダーのゲスト出演を経て、いよいよ「仮面ライダー(新)」はクライマックスへ突入します。
異論があるかと思いますが、もう一度言います!
「クライマックス」に突入しますよ!
次回「ニセスカイライダーは電気羊の夢を見るか?」
ご期待下さい!
≪オマケ≫
投票しました🎵
BS入ってないから見られないけど、「ももお」の名前でコメントとか紹介されてたら教えてください(///ω///)♪

改造人間大空を翔ぶ!
🎵とべ! とべ!
たーかーくー!
そーらーを ゆけー!!!
はいっ!
ってことで遂にデアゴスティーニ
の「仮面ライダーDVDコレクション」もスカイライダーに突入!
趣味で作ってたジャケットも日々アップロードを繰り返しながら少しずつ変化しておりますが~、Excelの限界を感じる今日この頃(笑)
リアタイ世代としては、「スカイライダー」だけはじっくり語りたいと思ってたのですが、色々と忙しくてなかなか更新できませんでした(´д`|||)
来月には「スカイ」は完結しちゃいますが(笑)、一番思い入れのある作品ゆえ、幾つかのブロックに分けて語りたいと思いまっす!
まずは当時の記憶から。
うろ覚えなんですが、確かウルトラマンの再放送と同時期辺りに、初代仮面ライダーの再放送がやってた記憶があるのです。
新作開始へのプロモーションだと思うんですが、多分その辺りの影響でこの手の絵本を買ったのかなぁ?
今では一番好きなV3特集だけ持ってなかった不思議(笑)
ちょっと記憶は曖昧だけど、いとこのお兄ちゃんが第2期ウルトラや仮面ライダーのリアタイ世代なので、おそらくスカイの放送前の記事が載ってたテレマガ、テレラン辺りを親が買ってくれたのかなぁ?
実際、放送そのものは1話から見た記憶はあるので、しっかり準備して当日に臨んだのは間違いないと思います。
それまでの「仮面ライダー」への先入観が無い分、新しいヒーローとしてストレートに受け入れられたんじゃないでしょうか?
ちなみに、放送直後に生まれた弟がヒロシと言うんですが、母親的には「五木ひろし」から取って息子に名前をつけたかったらしく(実は自分の時につけようとしたら周囲から反対されたのだとか)念願の「ヒロシ」だったのですが(笑)、自分的にはテレビの中のヒーロー「筑波洋」の「ヒロシ」だと度々母親に言ってたのを記憶してます。
それだけ、自分の中では「筑波洋」はヒーローだったんですよ🎵
「スカイライダー」も、歴代同様レンタルビデオがリリースされた際に再視聴しました。
高校生ぐらいでしたから10年ぐらい経ってましたね。
正直な感想としては、「地味」で「つまらない」(´-ω-`)
あれ?
こんなんだっけ???
予想以上に初々しい村上さんの芝居もショックでしたが(笑)、何か全体的にテンポが悪い気がして……まぁ、昭和ライダーなんてそもそもそんなクオリティではあるんですが、あんなに楽しみに見てた作品がこんなんだっけ?ってショックの方が大きかったんですよ。
後半の魔神提督編辺りからはバラエティに富んで来た印象も強く、最終章も燃えたんですが、初期ってこんなつまらなかったかなぁ?とモヤモヤしたイメージが植え込まれてしまいました。
あれから30年~。(いや、マジでそれぐらいぶりw)
改めて第1話から視聴してみると……
おや?
結構面白いぞ?
やはり、歴代ライダーのゲストとか、そう言うイベント的な面ばかりが強調され、本来のこの作品の面白さに気付くことが出来てなかったんですよねぇ。
第2期ウルトラが、書籍などで1期世代のファンに酷評されていたあの頃と同じ。
原点が傑作であるのは間違いないんですよ。
でも、それぞれの世代に、それぞれのリアルタイムのヒーローが存在していて、それはまさに出来不出来を越えた「魂」と言うか、何物にも代えがたい「特別な存在」なんだと思うし、「その世代」では無い人々が、それを非難する資格など持ち合わせてはいないのです。
「あの時代のヒーロー」は、「あの時代の子供たち」のものなのですから!
とか言いつつ、自分も10年ぐらい前までは新作批判してましたけど(笑)
さて、今回はそんな「俺たちの仮面ライダー」、「仮面ライダー(新)」の前半、ゼネラルモンスター編を振り返りたいと思います🎵
てか、タイトルこそ初代と同じですが、主人公が劇中で「スカイライダー」って呼ばれたお陰で「帰ってきたウルトラマン」論争のような醜い争いに発展しなかったのは救いですよね(笑)
原点回帰を謳っておきながらも第1話でカメレオンの改造人間を持ってくる辺り、もう少し評価されてもいいと思うんだけどなぁ~(笑)
この第1話、改めて見直すと気付くのですが、歴代ライダーの第1話の良いとこ取りなんですよね。
敵組織に狙われた博士に改造される。
騒ぎに関わったばかりに命を狙われる。
友人が殺されるetc。
それでいて、焼き直し的な感じではなく新しいヒーローの誕生劇としてちゃんと成立してて、旧作を知らないリアタイ世代にとってはこれ以上無い見事なプロローグを見せてもらったんだと思います。
ライダーのカラーリングを地味目にして原点を目指しつつも、時代に合わせた明るさやコミカルな面も描かれており、怪奇性だけが殊更強調されてはいなかったからこそ、今のように旧作に触れることの出来なかった我々の目には、新鮮なヒーローとして映ったのかも知れません。
特に子供のゲストがほぼ毎回出演していたのもポイントが高く、キャラクター性よりもストレートに悪を憎む筑波洋の存在は、我々にとって理想のヒーローとして受け入れられていたのです。
地味だとか、弱さが目立つとか、後年になって色々言われてた筑波洋ですが、どちらかと言えば「濃い」メンツが揃っていた昭和ライダーにおいて、歴代で一番純朴で、爽やかな現代風の顔つきな彼に、近所のお兄ちゃん的な安心感や親しみを感じていたのかも。
また脈絡もなく急に助けに現れたりしてくれるんだよ、この人🎵(笑)
主人公のウソにまんまと乗せられて滑稽なキャラを演じるグモンジン、少女の大切な姉が改造され、非業の死を遂げるサソランジン、顔にインパクトありすぎなガニンガージン、すべての怪人に思い出があります。
幼稚園児だから、そこまで細かい事は覚えてない部分もありますが、テレマガなどで目にしていた(特に)初期の怪人たちは今でも脳裏に焼き付いているのです🎵
ドラマ部分では、ストロンガーまでだと「その他」キャラは大野剣友会の面々が持ち回り的に演じてましたが、スカイ以降は「お馴染みの顔」が殆ど出てきません。世代交代もあるのでしょうが、その辺りは何となく新鮮でしたね。
内容も「原典回帰」を謳ってるだけあって、ぶっ飛んだ感じではなくまさに「王道」なストーリーが続きますが、それでも初代から8年ぐらい経過してますから、その時代に合った演出に進化してるんですよね。
音楽もシンセとか使われてるし、若者や子供の描かれ方も当時を反映してるし、新時代の仮面ライダーを作りたい一方で、過去の呪縛から逃れられない、その中途半端さが過去作で育ってきたファンには受け入れられなかったのかなぁ?
結構面白いのに(地味だけど)
そんな「地味なドラマ」の一方で、新キャラクターとして加えられた能力、セイリングジャンプとライダーブレイク!
主題歌にもあるように、「空を飛ぶ!」ってのは大きな魅力であり、過去のライダーとの差別化としては大きな役割を果たしたと思う一方、まだまだ閉鎖的な(笑)ファンが多くあまり受け入れられなかった様です。
これって、我々世代がRXのライドロンやリボルケインをなかなか受け入れられなかったのと同じような感覚なんでしょうね(笑)
何でもありな「平成・令和」に比べたら、空飛ぶぐらいむしろ全然アリなのにねぇ~(^o^;)
ライダーブレイクは、つまるところ映像としてのインパクトを狙った表現であり、セイリングジャンプと並んで初期スカイライダーの代名詞とも言えるアクションですが、こちらも後半はほぼ使用されなくなります(金かかるしね)
でも、改めて見るとやっぱりカッコいいし、スカッとするんですよね🎵
クライマックスに、敵地にこれで乗り込んで来るんですから(笑)
装飾が極めて少ないスカイターボだからこそアクションもやり易かったのかもですね。
さて、ここからはレギュラーメンバーについて色々と。
当初、平山プロデューサーは「仮面ライダー」の顔でもある立花藤兵衛こと小林昭二さんに出演の打診をしたものの、やんわりと断られてしまったのは有名な話。
そのため、第1話で洋を改造した志度博士がそのままおやっさん的ポジションでレギュラー出演。
てかね、ネオショッカーに狙われてた訳だから、堂々と自分の名前を冠するハンググライダークラブを立ち上げたり、我先にと現場に駆けつけたり……積極的に表に出てきちゃうから見てて心配になっちゃう(笑)
まぁ、ネオショッカー側も2話以降は志度博士の事を気にもとめてないようにスルーしてるんだけど、悪の組織のその辺りの判断基準が分かりませんよね? 何年も狙われる人とかもいるのに(^o^;)
結局、演じる田畑さんの健康上の理由で降板となるわけですが、志度博士のレギュラー出演のイメージがレンタルビデオで見直すまで殆ど無かったんですよねぇ(^o^;)
多分、その後の谷さんの印象が強すぎるからだろうなぁ~(笑)
で、その谷源次郎さん。
小林さんからの推薦と言う形で2代目のおやっさんとして塚本信夫さんがレギュラーになりましたが、奇しくもウルトラマンの歴代隊長であり、後年には小林さんの訃報の直後に塚本さんも旅立ってしまうと言う、何とも数奇な運命を感じずにはいられませんでした。
あの時は本当にショックだったなぁ…。
谷さんは、次作の「スーパー1」にも同役でレギュラー出演しますが、そのどちらとも、改造前の主人公と面識がある存在として描かれているのが興味深いです。
かねてから親交があるからこそ、ライダーからすれば絶対の信頼をおける存在となりうる訳ですから。
谷さんは、塚本さんの細かい演技が相まって非常に人間臭く描かれてるんですよねぇ。
話に加わろうとするシゲル(子役)を「邪魔だよ」とナチュラルかつ邪険に画面から排除したり(笑)、立花藤兵衛には無かった新しいおやっさんの形を表現しています。
しかも、谷さんて敵に捕まる事が殆ど無いんですよね?
立花のおやっさんだと、協力者と言いながらも度々捕まるわ操られるわで……(笑)
でも、なぜそれでもなお7人ライダーがおやっさんを慕っていたのか?
それは、孤独な存在であった筈の自分達を受け入れ、微力ながらも力になろうとしてくれる掛け替えの無い存在=心の支えとして見ていたのではないかと思うのです。
普通なら「おっさん、いい加減にしろや!」ってなりまからね(笑)
ちょっと脱線🎵
実は、最新のデアゴの紹介ページで初めて知ったんですが、「谷源次郎」って、偽名だって言うんですよ!
これは、初登場の14話を見ると分かるんですが、
○洋が、先輩である筈の谷の名前を知らなかった。
○ネオショッカーに家族を殺された旨の告白がある。
確かに、言われりゃそーだよなぁとは思うんですが、以降のノリの良い親父っぷりのイメージが強すぎて、そんな、バックグラウンドが霞んじゃうんですよ(笑)
で、偽名使っても洋に「先輩!」って呼ばれてたら身元もバレるでしょうし、実際事件に首を突っ込んでる時点で名前とかもう関係ねーし(笑)
そもそも、これって公式の設定なのか?
当時のスタッフにその意識があったのか?
少なくとも、リアタイ視聴者はこの度の記述で初めて知りましたけど(笑)
ギャグメーカーとして出演してた飛田今太。
演じるは歴代シリーズにもゲスト出演した東隆明さん。
ギャグメーカーと言いつつ、ドラマに絡むことは殆どなくて、戦闘シーンなどに唐突に現れて気を失うだけの存在。それなのに東さんのギャラは村上さんより高かったのだとか(笑)
キカイダーのハンペンみたいに、それなりに物語に絡ませれば良いキャラになりそうだったのに、結局存在を生かしきれず気付いたら降板。
リアル世代の自分も、レンタルビデオで再視聴するまで記憶から消えてました(笑)
前半のライダーガールズで一番好きなのが、叶みどりさん♥️
1話では志度博士の助手的な立ち位置で、何やらミステリアスな雰囲気で登場しながらも簡単に気絶(笑)
そして2話からは普通のお姉さんに豹変。
立ち位置的にはメインヒロインになりそうな感じで、途中から弟のシゲルもレギュラーに。
でも、ゼネラルモンスターの手で重症を追わされ、「全治10ヶ月(!)」と言う、つまるところ「クビ宣告」を主人公から爽やかに告げられ降板。
一緒に怪我したユミは数ヵ月後に退院して復帰(ちゃんと包帯巻いてるのが芸コマ!)したのに、弟を残して姿を消してしまいました。
初期ガールズの降板については、
○サボってばかりで撮影な穴が開くから辞めてもらった
○学校との両立が難しくて降板せざるをえなかった。
と、両極端な談話があるんですが……もちろん、この発言が誰に対してのものかは分かりかねるので断言は出来ないんですが、残念ながらみどりさんが復帰することはありませんでした。
後半は新レギュラーの2人も定着しちゃってたしね(^o^;)
ちなみにみどりさん、正月のエピソードで「明けましておめでとう!」と言いながらウエスタンスタイルで現れます(笑)
ビックリしたよ!
そして忘れちゃいけないゼネラルモンスター。
原点回帰と言うことで、初代大幹部ゾル大佐をイメージしたと言われるネオショッカーの初代幹部。
志度博士の口車に乗せられてスカイライダーを産み出すばかりか、その後の侵略計画も遅々として進まず。
なのに、途中で急に「功績を称えて昇進」と言う意味不明なパワーアップを果たします(笑)
でも、最終的には失敗の連続が首領の怒りを買い、自らの正体であるヤモリジンの姿で最終決戦に挑むことに。
余談ですが、後の怪人二世部隊に他の怪人に混ざってヤモリジンがいるのが子供心に何とも物悲しく思ったものです(笑)
まぁ、再生じゃなくて別個体みたいですけど。
演じるはミスター東映悪役レジェンド堀田真三!
でも、実は堀田さんて意外とライダーへの出演って少ないんですよねぇ。
しかも、トカゲロンもヤモリジンも、変身後の声も演じてたりする辺り、やはりレジェンドなんだなぁ🎵
暗黒大将軍もそうですが、「節目」になると出てくるイメージ(笑)
当時は、こんなに早くやられちゃうの?
と子供心に思ったものですが、じつは過去の幹部たちはもっと早く倒されたりしてて後年になって驚きました。
だって、後任の魔神提督があまりに長期政権だったから…(笑)
そうです!
この魔神提督へのバトンタッチを受けて、「仮面ライダー(新)」は、更なるカオスへと突き進んでゆくのです。
仮面ライダーの原点を目指した筈の作品が、時代の波と視聴率と言う魔物に翻弄され、迷走の果てに独自の「個性」を築き上げるのは、これからなのです!
次回、
「魔神提督と歴代ライダーとフルボッコ」
ご期待ください!