
竜隊長、逝く

デアゴスティーニの「仮面ライダーDVDコレクション」。
第44号をもって「仮面ライダーアマゾン」が完結致しましたよ🎵
「アマゾン」はレンタルビデオではなくLDで第1巻を購入。
初見の感想としては
「良く出来てるなぁ♥️」
と言うのが率直な感想(*´ω`*)
言語もままならぬ青年が、いきなり知り合いもいない大都会に放り込まれ、その異端ぶりから周囲の好奇な目にさらされて行く……って、こんなの子供番組じゃねーよ!(笑)
しかも、大人気番組の「仮面ライダー」シリーズでコレをやっちゃう(^o^;)
大人の目で見ると、なかなかどうしてリアルな感じが面白かったりするのですが、これがヒーロー物かと問われると……微妙かなぁ?
主人公のこー言う追い込まれ方は、平成ライダーに近い感じかもしれませんね。
ただ、当時はLDもなかなか高価なアイテムだったので結局買ったのは1巻だけ(涙)
なので今回、全体を初めて視聴しましたよ🎵
途中から、「アマゾンが流暢に喋りだす」と言う情報は知っていたのですが、ちゃんと「マサヒコに日本語を教わったから」と言う描写がある辺り、あの時代としてはちゃんとしてるなぁ、と(笑)
でも、割と難しい言い回しとかは流暢なのに、簡単な言葉はいきなりカタコトになったりする辺りはご愛嬌♥️
で、マガジンにも書いてありましたが、「アマゾン」は開始当初から24話で終了の予定だったのだとか。
ご存じの通り、毎日放送のネット局変更による所謂「腸捻転」の煽りを食った結果ではあるのですが、前作の「X」の3クール終了がここに来て功を奏した形になりました。
逆に言うと、「X」が1年続いてたら、ひょっとしたら異色作である「アマゾン」は、企画そのものが通らなかった可能性すらあったかもですね。
偶然にも半年間と言う「空き」が出来たからこそ、異端な作品をブッ込めたのかもしれません。
良く、「ジャッカー電撃隊」は、ビッグワンが出てから別の番組になったと揶揄されることが多いのですが、実際通して視聴してみると、意外とそうでもないことに気付かされます。
「アマゾン」も、言葉を話すようになって作風が変わったような記述が見受けられましたが、通しで見てみるとそうでもないんですよね~。
むしろ、ナチュラルに変化していった感じがしました。
個人的に気になったのは、思いの外ゼロ大帝のキャラが弱いんですよねぇ(笑)
名優、中田博久さんを起用しておきながら、何か個性が無い。
ラストのネタの、今までのゼロ大帝は影武者だったと言う設定が当初からあったのであれば、あの無個性、無感情な感じも納得できるのですが……あの時代にそこまで考えてたのかなぁ?(笑)
やっぱり個人的に中田さんはメイスンだな!
本作のヒロイン、りつ子さんこと松岡まり子さん♥️
途中からのパッツン前髪と、舌足らずな喋り方がかわいいのです(〃ω〃)
演じる松岡さんは数年前に「爆報フライデー」に出演されてました。
ちょっとふくよかになられてましたが、面影はありましたね🎵
散々言われてますけど~、
「日本の冬は寒いから」って理由でアマゾンに服をプレゼントしますが……市販の冬服買ってあげて!(笑)
ガランダーを倒し、故郷アマゾンに帰って行く山本大介。
あれ?
意外とあっさりしてるな(^o^;)
時間の都合もあったんでしょうが~。
でも、実は歴代ライダーで初めておやっさん達レギュラーに見送られて去っていったのがアマゾンなんですよね。
演じる岡崎さんが、この数年後に引退された為、他のライダー俳優のように役者としての岡崎徹の年輪を見ることが無かったので、そういう意味でもアマゾンは異質の仮面ライダーだったんだなぁと改めて感じました。
近年はお元気な姿を見せてくださってますが、さすがにもう一度アマゾンを演じるのは難しいかもですね(笑)
ブルレイ特典のマサヒコとの再会。
この映像見たいわ~(〃ω〃)
ネット局変更の中継ぎとして製作された作品ではありますが、その独特な作品カラー故に今でも多くのファンの心に残っている「仮面ライダーアマゾン」
この先もずっと、彼は我々の「トモダチ」であり続けることでしょう。
そして!
遂に第1期昭和ライダーの最終作。
「仮面ライダーストロンガー」が始まりました!
てか、アマゾンの最終回だけここに入ってるんですが……これってどうにかならなかったのデアゴさん?(^o^;)