モンキーマジック

「西遊記」が始まりました! って、もうすでに2話が放送終了してますが、まだビデオで見ていないのでとりあえず1話の感想を。

もう、世代的にはマチャアキ版ストライクなので、それ以降に作られた続編(新作)にはいつも期待はずれの印象しかありません。
マチャアキ版のすばらしい所は、キャストの豪華さもありますが、それより何よりそのキャスト達の個性を上手に引き出していた演出に尽きるでしょう。
「金をかけたコント」と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、それが多くの人々に受け入れられたのも事実。テレビというメディアが本当にパワーを持っていた時代の産物だったように思います。
さて、それじゃそれ以後の作品はどうだったかというと、モックン版は2時間のスペシャルで一度きりの放送。内容を消化するのに精一杯という感じでキャラクターを掘り下げる余裕などありませんでした。
続いての味ぽん小早川信木版はキャストも個性派揃いで、真の悪は妖怪ではなく人間だという少し変わった趣向の作品でした。とはいえ、結局マチャアキ版の勢いを超えることはできませんでしたね。放送してたこと自体どれだけの人が覚えてるのかも疑問ですから。

そして21世紀。満を持して製作された最新作は、フジテレビの月9枠での放送ときたもんだ。
これだけでも結構大きな事件なんですが(笑)今回はキャスト含めて海外ロケを敢行(マチャアキ版は風景のみ海外ロケ)。
演出的にも前述のコント的要素が多くて新しい時代の「西遊記」として楽しめました。

キャラ的に見ても、香取慎吾の孫悟空はベストキャスティングですね。ちょっと気合入りすぎな過剰な演技に最初は戸惑いましたが(笑)、正義のヒーローよろしく敵の前に登場するあたりはマチャアキ版にもなかった要素なのでちょっと燃えました。なんか、スケバン刑事を思い出したりして・・・。

深津姉さんの三蔵法師は、弟子に攻められて泣きそうになるなど、これまた新しい設定で面白かったですね。馬に乗っていないのは・・・おヒョイさん、合流するのか?

ウッチャンの沙吾浄。スチール写真では真面目そうに見えてちょっと不安だったんですが、まさにウッチャンのまんまで安心しました。ある意味一番コメディリリーフなのかも?

ちびノリダー、猪八戒は電車男のヒットの流れで参戦と言ったところでしょうか? 一番驚いたキャスティングでしたが、意外といい感じですね。

あ、あと大倉孝二さんがおかしなテンションで演じる老子などもいい味です。

マチャアキ版とは確かに違う、新しい切り口で展開してゆくフジテレビ版「西遊記」。
今年一番の期待作です! 

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ヤフブロから引っ越してまいりました♪ウルトラマンとアイドルをこよなく愛するブログです。たまにワンフェスとか出たり出なかったり~(笑)

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